Photo by K.Hosoda
Article by K.Hosoda


2001年スーパー耐久第7戦スポーツランドSUGO

インテグラにスイッチし、2戦目となるSUGO。前戦のTIから1カ月のインターバルで塗装も完成し、シビック同様のアドバンカラーに。予選はS2000勢のあとに続く5番手。決勝は他車のトラブルにも助けられ2戦目にして3位表彰台をゲットした。


10月4〜5日

「練習走行」

 

 サーキットには4日(木)に入り、最後の走行枠でマシンをチェック。金曜が雨模様なのでドライで少しでも確認したかったからだ。ベストタイムはこの時点で35秒台をマークし、早くも昨年のウチの予選タイムを上回った。好調、好調。

 

 そして5日(金)のN1リーグ専有走行は予想通りの雨。にもかかわらずウチのインテは走る走る。N1リーグ専有を全部走り、最後のスワローレーシング専有走行も路面が乾いたことから走り、本日は計4時間の走行となりました。「マシン持つのだろうか?」って思いました。


10月6日

「公式予選」

 

 明けて6日は車検&予選。車検も無事に終了し、フリー走行の後、予選がスタート。いつも通り山内からアタックし、とりあえず1分36秒059をマークし、クラス5番手につける。

 

 そして、浅見にスイッチし、タイムアップを狙うが、4番手との差は1秒もある。いくら浅見でもそこまでのタイムアップは無理というもの。タイムはわずかにアップし1分36秒047でクラス5番手からのスタートが確定。F SPORTSのNSXと一緒に予選を終えた。


10月7日

「決勝」 

 

 そして7日(日)の決勝を迎えました。天気は晴れで完璧なレース日和であります。朝のフリー走行では4番手のタイムをマークしました。

 

 決勝を前にいつものようにピットウォークがあり、たくさんのファンが詰めかけました。今回は現役女子高生キャンギャルもいたそうな。「S耐も様変わりしたなぁ」と思った次第。

 

 スタート進行ではご覧の通り、二人ともリラックスムード。グリッド上でuncleステッカーをボンネットに貼り付け、本当にカラーリングが完成?した。

 

 ミサイルボンバーも済ませ、いよいよスタートが近づく。

 

 今回もいつも通り、山内がスタートを務める。

 

 そしてレースがスタート。山内は予選ポジションのまま5番手で1周目を終えるが、やはりS2000勢とは差が開いていってしまう。まだまだS2000と互角に渡り合うには時間がかかりそうだ。10周目にはトップとの差が15秒になり、20周目には30秒まで開いてしまう。その後S2000勢はタイムがアップし、どんどん逃げていく。後方からはもう一台のS2000が追い上げてくる始末だ。そして40周過ぎにはトップの#7S2000に周回遅れにされてしまう。山内のタイムが徐々に落ちてきて、走り辛そうだ。そして50周目に予定通りピットインした。

  

 ここで給油とタイヤ交換を行い、

 
 
 浅見がピットアウト。この時点で6番手にドロップするが、他車がピットインを終えた時点では5番手に復帰していた。その後しばらく浅見は順調に走る。前後の差も大きく離れ、自分たちではどうすることもできない状態だ。そんな矢先、#7S2000がピットインしてきた。トラブルらしく、そのままリタイア。これで我々は4番手に浮上した。

 

 その後、周回は100周を越え、終盤に突入した。そんなときクラス3のマシンがコース上にストップし、セーフティカーが導入される。すると時を同じくして#39S2000が走っていないことに気づく。どうやらこちらもストップしたみたいで、これで3番手に浮上した。そして129周を走り終えて何とかクラス3位でゴールとなった。

 

 表彰台でシャンパンを振りまく山内&浅見の両名。タナボタではあるが、ニューマシン2戦目にして表彰台は嬉しいはずだ。けれどもS2000とのポテンシャルに差があるのも事実。これからはいかにしてその差を埋めていくかがインテグラユーザーの使命といえるだろう。



2001スーパー耐久シリーズ第7戦 SUGOスーパー耐久レース
2001年10月6〜7日 スポーツランドSUGO(3.704q)
天候:晴れ 参加台数:40台 決勝出走台数:39台
参加クラス:クラス4
ゼッケン/車名:54/ADVAN・BPアンクルインテR
ドライバー:山内伸弥/浅見 武
予選結果:クラス5位 総合29位 タイム:1分36秒047
決勝結果:クラス3位 総合20位 129周回
完走台数:31台
獲得ポイント=12点 シリーズ合計=40点 第5位

「トピックス」

  <今回のキャンギャル>
   

 今回は3人のキャンギャルに来てもらいました。女の子のプロフィールは

名前  立花有佳チャン   一ノ瀬加奈子チャン 清水麻里チャン
身長  167cm         166cm         172cm
BWH  82・59・86cm    83・58・86cm     80・60・89cm
趣味  スポーツ観戦   映画鑑賞       音楽鑑賞

となっています。

  <F SPORTS>
 

 僚友、古橋 譲率いるF SPORTSチームは第5戦十勝以来のNSXで参戦。スポーツカーゆえクラス1での参戦となっているが、ポテンシャル的にはどう考えても本来のクラス3が妥当なところ。それでも燃費の良さを活かして決勝は1ピット作戦を取るが、根本的にGT−Rの速さには太刀打ちできず予選・決勝ともクラス4位だった。やはり500km程度のレースでGT−Rの前に入るのは難しいのか。ちなみにF SPORTSにもキャンギャルを派遣して貰いました。右側にいる二人のプロフィールは

名前  佐々木菜穂チャン   北林奈巳チャン
身長  163cm           156cm     
BWH  86・58・86cm      82・56・83cm
趣味  ショッピング      サーフィン  
                  スノーブレード

となっています。

<「みっくちゅじゅーちゅ」へのお返しは>
 

 今回N1リーグ事務局にちょっと変わった飲み物がありました。その名も「みっくちゅじゅーちゅ」であります。どんなのかと言うと、リンゴやパイナップル、オレンジなどのミックスジュースに牛乳を加えた、関西では定番の飲み物だそうで、喫茶店にもあるとのこと。この飲み物をN1リーグ事務局に差し入れていたのがクラス4にS2000で参戦するトレーシースポーツのCHIKA嬢であります。貴重な差し入れの1本を飲んでしまった私は、村田町名物の「さっぽろ納豆」をお土産として仕入れてあったので、そのひとつを彼女にお返しとして差し上げたのです。でも、ここで気が付いたのが「関西の人は納豆が嫌い」ということ。恐る恐る決勝グリッドで差し出すと「何ですか?」の次に予想通り「エーッ!」ときました。その瞬間は嫌な表情をされましたが、スーパー耐久レース非公式ホームページに掲載された私の画像と同じポーズをお願いすると、嫌な表情もせずにご覧の通りニッコリと応じてくれました。やさしいではあ〜りませんか。でも、その後の納豆の行方が気になるといえば気になるんですけど……?

 ということで今年のレースは最終戦の富士を残すのみとなりました。最終戦の応援もよろしくお願いします。