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Article by K.Hosoda


2001年スーパー耐久第3戦鈴鹿300マイル

 第2戦のハイランドではトラブルにより表彰台争いから遅れてしまったが、残り少ないシビックでの参戦を有終の美で飾るべくボディを再補強。これがピタリと決まって、抜群のコーナリング性能を発揮し、予選は4番手ながらも、タイム差は少なくなった。そして、決勝では上位陣の脱落にも助けられ、3位表彰台をゲット。もてぎ戦は欠場の予定なので、今回がシビックでのラスト参戦となった。


5月11日

「専有走行」

 

 木曜日夕方にピット設営を終了し、金曜日はゆっくり起きてサーキットへ向かう。N1リーグ専有走行は毎戦3時間あり、ここでセットアップを行なう。 今回のレース、クラス4は7台だが、5台のS2000勢を相手に終始3〜4番手のタイムをマーク。まぁ、こんなところでしょう。ちなみにタイムは昨年よりアップして27秒台に入った。


5月12日

「車検&公式予選」

  

 予選日は公式車検から始まる。タイムテーブルにクラス分けは無く、7時から9時30分まで。ということで、焦ることもなく最後の方に車検に行き、無事に終了。ちなみに今年は鈴鹿の施設が大幅に改修され、車検場はコントロールタワー下に移動しました。これまでの車検場と違って非常に行きやすくなりました。

 

 予選前のフリー走行ではクラス4番手をマーク。そしてピットウォークの後迎えた予選ではまずは山内からスタート。ただし、タイムアタックは今回浅見に任せ、27秒台というそこそこけのタイムで任務を終了。そして今回のアタッカーとなった浅見にバトンタッチしてコースイン。2分26秒977という昨年のタイムを2.5秒ほど短縮するタイムをマークするが、やはりS2000は速く、トップは24秒台に入るほど。結局クラス4番手、総合28番手で決勝に駒を進めることとなった。

  

 予選後は決勝レースに向けて消耗品パーツを交換する。写真はフロントの足回りのパーツで、決勝前には必ず交換する、まさに耐久レースならではのメンテナンスであろう。なお、今回は昨年の経験をふまえ、最終チェックでエンジンオイルを確認してからセルを回すように肝に銘じていたのだった!?


5月13日

「決勝レース」 

 

 そして決勝。朝のフリー走行では満タンながら、予選より速いタイムをマークしてクラス2番手を確保。決勝に向けて期待を残した。その後恒例となったピットウオークでは、ファンからの記念撮影に応じる。

 

 また、ピットウォークの時間にはキャンギャルオンステージが行なわれ、チームのPRに務める。そうこうするうちにスタート進行が始まり、マシンがグリッドに整列。スタートはいつものように山内で行く。

 

 そして午後2時過ぎにレースはスタート。山内はスタート後のS字で行き場を失い、4番手はキープするものの、3番手の#66S2000との差は広がり、その後も徐々に広がってしまう。

 

 そうこうするうちに、2番手を走る#7S2000が13周目にピットイン。トラブルでリタイアしたため、我々はクラス3番手に浮上した。

 

  その後、山内は順調に周回を重ねるが、2番手との差は広がる一方。さらに、悪いことにピットイン予定の35周のかなり前からペースが落ちてくる。タイヤがきつそうだが最低周回だけは走らないと浅見に交代できない。

 

 そして28周終了時に早めのピットイン。給油とフロントタイヤを交換して浅見がピットアウト。

 

 浅見は28秒台で周回し、全車ピットインを終えた時点でふたたび3番手を走行。2番手の#95S2000とは50秒ほどの差だが、徐々に縮まってくる。残り周回数を考えると2番手争いになるかと思われた矢先の62周目に緊急のピットイン。オイル消費が激しく、これを補給。後続の#39S2000とのマージンもあったため、念のためフロントタイヤを交換してピットアウト。結局77周を走ったところでチェッカーとなり、なんとか3位表彰台を獲得することができた。

  

 コース上に戻ってきたところで山内は浅見を出迎える。マシンのポテンシャル的に考えれば「最上」ではないにしろ、最低限の目標をクリアしたことになる。

 

 表彰台では優勝インタビューしかなかったが、マイクを向けられたら「シビックファンの皆さん、シビックでもここまで出来ます。応援ありがとう」と山内は言いたかったとのこと。

 

 ということで、シビックでの参戦は今回で一応終了の予定です。今後は第6戦のTIサーキット英田あたりからニューマシンで参戦する予定です。それまで少しお待ちください。


2001スーパー耐久第3戦 鈴鹿300マイル
2001年5月12〜13日 鈴鹿サーキット(5.85913q)
天候:晴れ 参加台数:36台 決勝出走台数:35台
参加クラス:クラス4
ゼッケン/車名:54/ADVAN・BPアンクルシビック
ドライバー:山内伸弥/浅見 武
予選結果:クラス4位 総合28位 タイム:2分26秒977
決勝結果:クラス3位入賞 総合18位 77周回
完走台数:29台
獲得ポイント=12点 シリーズ合計=20点 第5位


「トピックス」

 <キャンギャル登場>
  

 ここ鈴鹿サーキットにもキャンギャルに来てもらいました。3人のプロフィールは、

名前   市川利香チャン  市村裕美子チャン 金木博子チャン
出身地  東京都       栃木県        茨城県
身長   160p        166p                161cm
BWH   88-60-88    83-59-85          83-58-82
趣味   カラオケ     映画鑑賞      クラブ(音楽) 
      映画鑑賞     

といったところです。皆さん応援よろしくお願いします。

 <メシネタ>
 

 レースウィークには必ずと言っていいほど、焼き肉に行きます。今回は木曜日から行ってしまいました。「なぜかって?」そりゃあ、メンバーが少なく(ドライバー両名と私だけ)飯代が少なくて済むからです。ところが、今回は土曜日にも行ってしまいました。(美味しかったのと、メカからリクエストがあったもので……)