Photo by K.Hosoda
Article by K.Hosoda
いよいよニューマシンでのレースが始まりました。マシンは完成といってもご覧のように「走れる状態」になっただけで、カラーリングはもちろん、スポンサーステッカーもまったくなしの状態だ。木曜日のスポーツ走行では初期トラブルも発生しながらも、なんとかシェイクダウンを済ませる。金曜日のN1リーグ専有走行で最終的にセットアップを行なうが、新車なのでまだまだベストが見いだせない。終始4〜5番手のポジションにつける。
カラーリングも途中のままTIサーキット英田に入る。次のSUGOまでにはボディサイドに赤の斜めラインが入ることになっている。
予選日の朝、車検を済ませる。ニューマシンなので不具合があるかどうか緊張するが、とくに問題なくクリア。その後フリー走行が行なわれ、ここでもクラス4番手のタイムをマークした。
予選はまず山内がアタックし、1分46秒322をマーク。その後浅見にバトンタッチしたがタイヤの消耗を考えてアタックはせず、クラス4番手からのスタートが決定。タイム的にはアップしたものの現状ではS2000勢との差が大きく、クラス4番手ではあるものの、タイムで3秒、総合ポジションで17台!の開きがある。熟成はこれからといったところだ。
明けて決勝日。恒例となったピットウオークでは、多くのファンが詰めかけた。今回もキャンギャルに来てもらっているが彼女たちのプロフィールはトピックスでどうぞ。また、ピットウォークの時間にはコース上で織戸学、飯田章両ドライバーによるドリフトパフォーマンスが行なわれた。
暫定のカラーリングにステッカーも貼り終え、グリッドに付く。実はグリッドに付いてからもステッカーを貼るというドタバタ状態だったのだ。
スタートは今回も山内が務める。「やっぱりニューマシンのスタートドライバーはオーナーでなくっちゃ」ということでもないが、このところスタートはいつも山内が受け持っている。そして午後1時20分過ぎにローリングによってレースはスタート。クラス4番手からスタートした山内は、1分47秒台のペースで周回する。しかし上位陣のS2000は45〜46秒台で走行し、差はどんどん広がっていく。しばらくはクラス2の遅いランサーに襲いかかっていたが15周目あたりからタイムが50秒台に落ちてきたのだ。ブレーキのフィーリングが悪いようでペースが上げられないのだ。30周過ぎにはガクンとペースが落ち、ついに35周目に早めのピットインとなる。
ここで右フロントのキャリパートラブルが判明し、これを交換。給油とフロントタイヤを交換して浅見がピットアウト。この作業で8分をロスし、上位でゴールのチャンスは消えてしまった。けれどもニューマシンゆえ、走行データは多く取らねばならない。
浅見は最下位ながらも無理をせず49〜50秒台で周回する。その後41周目に#69のS2000を抜き、6番手に浮上。しかし前方との差は3周あり、 これ以上の追い上げは不可能だ。 上位陣は#39のS2000が速く、後続を引き離しているが63周目にリタイア。これで我々は5番手に浮上するも、これでチェッカーとなった。
レースを終えてコース上に戻ってきた我々のマシン。となりには優勝した#66のS2000が。まだまだタイム差はあるものの、これから煮詰めてS2000と互角に戦えるよう頑張っていきます。ちなみに同じ新型インテグラで参戦した#28のマシンは淡々と走行し、なんと2位表彰台でフィニッシュ。あちらのチームは十勝から出場していたとはいえ、やはり悔しい。次のSUGOではさらにインテグラ勢が増えそうなので、応援のほどよろしくお願いします。
今回TIに来てもらったキャンギャルはこの4人です。プロフィールを簡単に紹介しますと、
名前 藤井紗英 堤 寧々 清野季実代 遠藤眞也
出身地 東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県
身長 170cm 164cm 158cm 165cm
BWH 86-60-88 87-58-88
84-58-87 85-60-88
趣味 買い物 買い物 人間観察 レース観戦
といったところです。応援よろしくお願いします。
<インテRのコックピット>
これがADVAN・BPアンクルインテRのコクピット。内装で不要なものは取り払われ、バケットシートに小径ステアリング、メーターといった最小限の装備となる。メーターはデータロガー機能を搭載したものを搭載する。
ということで、今回はここまで。