Photo by K.Hosoda
Article by K.Hosoda


2004年スーパー耐久第6戦TI英田

 十勝終了後、WRC参戦などもあり、あわただしくレースウィーク入りした我々を待っていたのは多くの不具合だった。これによりセットアップも進まず、予選はクラス最下位の7番手。決勝日のフリー走行でかなりまともになってきたものの、決勝では他車に進路を塞がれてコースアウト。これでハンドリングに狂いが生じ、ペースダウン。挙げ句の果てに終盤タイヤが外れるトラブルが発生し、リタイアとなった。



 木曜日にサーキット入りし、スポーツ走行を行なうが、不具合が発覚し、部品調達に時間を取られてしまう。修復後、金曜日のN1リーグ専有走行でセットアップを進めるが、なかなか満足のいく仕上がりにはならなかった。


 
そんなこんなで迎えた予選ではセッティングが裏目に出て、ドアンダー。タイムも昨年より遅いもので、クラス7番手、総合40位という後方からのスタートが確定した。


 そして決勝日。RQのさやかちゃんを従え、スタートを前にリラックスするアンクル御大。


 
いよいよコクピットに乗り込み、スタートを待つ。後方からの追い上げ作戦でも考えているのだろうか?


 そして午後1時過ぎにレースはスタート。山内は1周目に5番手に浮上し、快調に飛ばす。けれども7周目、後方からスタートしたRX-7に進路を塞がれてコースアウト。これでふたたび7番手にドロップ。この影響でハンドリングに狂いが生じ、ペースを上げることが出来なくなった。


 それでも他車のトラブルなどで6番手に浮上。けれどもペースは遅く、予定より早めの37周でピットイン。浅見に交代してピットアウトした。


 浅見は46秒台で周回を重ねるが、トップグループは45秒台で走行している。それでもコンスタントに走っていたが、64周目に足回りに異常を感じてピットイン。フロントタイヤを交換してレースに復帰。ペースの戻った浅見は、46秒台でラップを重ね、クラス5位に浮上したところで終盤戦突入した。そして88周目、「また大きな振動が出た」という浅見はコントロールラインには戻ってこなかった。実はコース一番奥のアトウッドカーブでタイヤが外れてリタイアしていたのだ。残念。


 レース終了後に原因を調べると、ボルトに緩みが生じたことが原因で振動が大きくなり、最終的にボルトが折れてタイヤが外れたことが判明した。残念な結果となってしまったが、残り2戦ではベストを尽くして頑張りますので、今後とも応援よろしくお願いします。


2004スーパー耐久シリーズ第6戦 TIスーパー耐久レース
2004年9月11〜12日 TIサーキット英田(3.703q)
天候:曇り 参加台数:46台 決勝出走台数:46台
参加クラス:グループN+
ゼッケン/車名:54/ADVANアンクルインテグラ
ドライバー:山内伸弥/浅見 武
予選結果:クラス7位 総合40位 タイム:1分45秒290
決勝結果:リタイア 87周回
完走台数:32台
獲得ポイント=0点 シリーズ合計=38点/第5位

「トピックス」

<レースクイーン>


 今回は2名のレースクイーンが派遣されました。
 右の子は昨年のTI以来1年ぶりの登場となる高城愛ちゃんです。そして左の子は今回初登場の中川さやかちゃんです。ホームページもありますので、チェックしてください。
高城愛HP
中川さやかHP