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Article by K.Hosoda


2005年スーパー耐久第1戦仙台ハイランド

 思ったほど成績を残せなかった昨年に対し、今季は程度の良い1号車を仕立て直し、万全の体制でST5クラスへ再度チャレンジすることになった。しかし、マシン制作が間に合わず、今回は昨年使用した2号車をリビルドして参戦。予選はクラス4番手ながら、決勝では3位を走行するものの駆動系トラブルによりリタイアとなった。


「レースレポート」


 今季用マシンの制作が間に合わず、昨年型マシンで参戦した開幕戦。木曜のスポーツ走行、金曜の専有走行でセットアップを煮詰めた。なお、今季からリアウイングを無限製に変更した。


 今季はクラス呼称が変更され、ST1〜ST5という名称になり、昨年までのグループN+はST5となった。開幕戦のST5クラスは4台と寂しいが、逆に考えればいつでも上位争いが出来るはず。ところが予選は昨今の指定席となるクラス4番手。タイム的にも昨年より遅く、他のST5車両は我々よりかなり前方というシオシオの状況だ。なかなか思うようにいかないなぁ・・・。


 スタートはいつものように山内が務める。ドライバー交代はラップタイムやタイヤの摩耗具合により、ドライバーの判断にまかせることにした。


 無難にスタートした山内は1周目で#36アルテッツァをパス。その後も#36を引き離す順調さだ。しかし10周を過ぎるとペースが落ちはじめクラス4番手にドロップしてしまう。早くもタイヤの摩耗が始まってしまったのだ。しかし、#36がエンジントラブルでリタイアしたため、労せずして3番手に浮上した。


 しかしタイヤの消耗は予想以上に激しく、ライバルに対し1周につき5〜6秒もペースが遅い。ST4クラスのインテグラにも離されるほどだ。我々はこのまま走らせていても無駄と判断し、22周でピットイン。浅見に交代してレースに復帰した。


 フロントをフレッシュタイヤに交換した浅見は、クラストップタイムをマークしながら順調に周回を重ねる。それでも山内が基準周回数をクリアしていないからもう一度ピットインする必要はあるが、このまま行けば3位という状況だから慎重にゴールすればいいことになる。


 順調に走る浅見だが、35周目に入ったところで、ピットインのサインが出た。無線のない我々はピットインを待った。力無く戻ってきたマシンは、駆動系にトラブルが出てしまったのだ。昨年最終戦と同じリングギアの破損だ。これでは修復もままならず、35周を走ったところで残念なリタイアに終わった。次戦の鈴鹿は1号車を完成させてリベンジする予定だ。


2005スーパー耐久シリーズ第1戦 ハイランドスーパー耐久レース
2005年4月23〜24日 仙台ハイランド(4.063q)
天候:晴れ 参加台数:34台 決勝出走台数:34台
参加クラス:ST5
ゼッケン/車名:54/ADVANアンクルインテグラ
ドライバー:山内伸弥/浅見 武/上田五郎
予選結果:クラス4位 総合28位 タイム:2分01秒391
決勝結果:リタイア 35周回
完走台数:27台
獲得ポイント=0点 シリーズ合計=0点

「トピックス」

<レースクイーン>


 今季もフロントローからレースクイーンを派遣してもらうことになりました。左は昨年のもてぎに引き続き登場の中川さやかちゃん、そして右が佐山美絵ちゃんです。ふたりは笑顔でピットウォークやスターティンググリッドでファンサービスに務めました。ちなみに画像をクリックすると拡大画面になりますが、そちらでは左が美絵ちゃん、右がさやかちゃんとなります。