全勝宣言の5ZIGENさん
サーキットには4月24日に入り、24日のスポーツ走行、25日のN1専有走行と多くの時間帯を走行。MINEの時とは違ってセッティングも出て、26日の予選を迎える。やはりチーフメカの大原さんがいると上手くいく。
さかんに悔しがるアンクルおじさん。
そして、Bドライバーの予選。浅見はタイヤの消耗を考慮して少ない周回数でアタック。遅いクルマに邪魔をされながらも最終ラップに2分03秒228をマーク。5ZIGENを逆転してクラストップのポジションを獲得。
他チームに抗議に行った後、喉を潤す浅見選手。最近美味しいラーメンの作り方を覚えたとか?
決勝日も天候に恵まれる。フリー走行で再びセッティングを確認、今回はライフは短めながらもグリップが高いタイヤをセレクト。
タイヤ交換が前提となるため、スタートドライバーは最低周回でピットへ入り、給油量を少なくしてタイムロスを最小限にする作戦を立てる。というよりも、おじさんは疲れるから少ない周回で十分とか。若い者にいっぱい走ってもらうと常日頃言っている。で、今回は山内がスタートを担当し、浅見が最後を締めくくることになる。
スタート前には恒例となったピットウォークがあり、マシンのPR活動に務める。
BPステッカーに紛れて取り扱い製品一覧を配り、商売っ気を見せる。
午後12時40分過ぎにローリングによってレースはスタート。山内は無難なスタートでポジションをキープしてクラストップで1周目を終了。しばらくトップ集団は4台で争いを展開。15周目には無用な争いを避けて、3〜4番手に下がり、後方から様子を伺う。
32周目、どこよりも早くルーティンのピットイン。山内から浅見へのドライバー交代と給油、そしてフロントタイヤ交換を50秒で済ませてピットアウト。
他チームより早いピットインのためポジションは一時8番手となるが、他チームがルーティンのピットインを終える頃には2番手。この時点でのトップは宿敵5ZIGEN。浅見は1秒以上速いペースで周回し、10秒以上あった差も55周過ぎには3秒弱となり、58周目は1秒差で1コーナーに進入。
浅見は58周目をトップで戻ってくる。マシンには接触の後が……。けれども、不具合は出ておらず浅見はそのまま周回を続け、昨年の最終戦以来2戦ぶりの優勝をゲット。レース後浅見に聞くと「ナベさんがかぶせてきて接触してしまった」とのこと。レース中の出来事とは言え、やや後味の悪さが残る。ともかく優勝することができ、シリーズランキングも2番手に浮上。
勝利の美酒に酔いしれるおじさん。
しかし普段は水割りをジョッキで飲むほどお酒はつよい。今回も酔拳走行
炸裂
なお、次戦は6月14〜15日にTIサーキット英田で行われるTI耐久400qスーパーN1レースです。
シリーズトップを目指して確実にレースを運んでいくぞ。
「ホームページ見ました」と叫ぶとミサイルボンバーの時、プレゼントを投げてくれるかも知れない。