集中豪雨でパドックが水没、変則ルールの1Dayレースとなる。
慣れないコースと気まぐれな天気に大苦戦の末 クラス6位でフィニッシュ。
シリーズチャンピオンは夢と消える。
シリーズチャンプを目指して挑んだ97年度スーパーN1耐久シリーズだが、残り2戦で44ポイント差ではシリーズ制覇は事実上不可能だ。けれども少しでも可能性が残っている限りは前進あるのみ。ドライバーはいつもの山内伸弥/浅見武でエントリーした。
サーキットには9月12日に入り、N1専有走行でセットアップを行い、予選日を迎える。ところが予選日の鈴鹿は未明に降った集中豪雨の影響で一部のコースとパドックが水没という信じられない光景となっていた。走行は不可能ということで日曜日に予選と決勝を行うこととなる。そして日曜日の午前中に予選が行われる。今回は変則スケジュールで、1回の走行時間でのタイムがそのまま予選順位となる。山内がコース状況を確認しながら走行し、中盤からタイムアタック、タイムは2分33秒074で10番手。
路面状況が良くなった終盤に浅見がコースインする予定だったが時間切れで不本意な10番手からのスタートとなる。
決勝スタート時点の路面はセミウエット。恒例となったピットウォークの後、午後14時20分過ぎにスタート。山内は8番手前後にポジションを上げて序盤のレースを運ぶ。その後、路面はライン上が少し乾きはじめ、レインタイヤでは苦しい状況となる。山内は25周時点で9番手にドロップ、予定通りの29周目にピットイン。ここでタイヤをスリックに履き替え、給油を済ませて浅見は13番手でコースに戻る。
スリックを履いた浅見はまだ難しい路面状況のなか順調に周回を重ね、40周目には10番手、45周目には6番手まで浮上。この時トップを走るのは5ZIGENです。
今回のレースでは我々が優勝し、5ZIGENが9位以下でないとチャンピオンが決定してしまう。この時点でシリーズの行方は決まってしまったも同然だ。我々は目標を切り替えて、いかにシリーズ2位をキープするかとなる。そのために少しでもポイントを稼ぐべく上位のマシンを追うが、我々より上はほとんどが鈴鹿地元のチーム。コースを知り尽くした彼らは速く、もはや6位キープが精一杯だ。
結局我々はクラス6位でチェッカーを受ける。これでクラス4のチャンピオンは5ZIGENに決定だ。
チャンピオンを決めた5ZIGENさん。
シリーズ3番手につけるアルパインさん。
今回もスタートは山内が務める。
グリッドにはスリックも用意したが、硬めのレインで行くことになる。
97スーパーN1耐久第6戦 SUZUKA SUPER N1500q
97年9月13〜14日 鈴鹿サーキット(5.86403q)
天候:雨 参加台数:40台 決勝出走台数:39台
参加クラス:クラス4
ゼッケン/車名:54/BPビスコベータアンクルSiR
ドライバー:山内伸弥/浅見 武
予選結果:クラス10位 総合21位 タイム:2分33秒074
決勝結果:クラス6位入賞 総合12位 63周回
完走台数:27台
獲得ポイント=6点 シリーズ合計=64点/第2位
他のチームの皆さん。
ENDLESS SPORTSのオネーサン達 チーム FK/MASSIMOのオネーサンこれは一歩間違うと、犯罪を誘発するかもしれない
FUJITUBO のおねーさん
TRACY SPOTS
SPRCO INTEGRAで3クラスに参戦中のTRACY SPORTSのオネーサン達。あれーこの人は??
雑誌のezを配っていたおねーさん。
さて、どこかで見たような??
なーんだ、岡本かおりさんではないか。