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Photo by Mr Y.Itoh & K.Hosoda
Article by K.Hosoda
サーキットには12日に入り、スポーツ走行と13日の専有走行でセットアップを行ない、手元計測でどのセッションもトップタイムをマークするという順調な仕上がりで予選を迎える。ちなみに上の写真は練習走行1回目のSPコーナーでスピンを喫するアンクル山内。ピットに戻って聞いたところ、「ウン、かなりオーバースピードだったかな……」と平然と話す。美味しいシャッターチャンスをありがとうございました。
今回は予選、決勝が日曜日というワンデイレースということで、予選は朝の8時45分から行われた。今回のタイムアタックは好調な浅見にまかせ、そしてマークしたタイムは1分36秒975。我々にとって97年ハイランド以来のクラスポールポジションをゲットした。その後山内が満タンセットをチェックするべく走行し、38秒台で走れることを確認して決勝に備える。
ドライバーみずからファンサービスに努める。その後スタート進行が始まり、今回も山内がスタートを務める。
僚友のBP ADVAN INTEGRAはすぐ前のグリッドにつく。富士に続いて2戦連続前に行かれてしまった。
そして迎えた決勝。恒例となったピットウオークでは今回もキャンギャルに来てもらい、ファンサービスに努める。(プロフィールはトピックスで紹介します)今回のレースの作戦は山内が50周、浅見が80周という予定を組み、レース展開により前後させることにする。
そして12時26分にレースはスタート。山内は1周目から快調に走行し、後続を引き離していく。ペース的には我々が1周で1秒前後速く、10周時点で早くも10秒のリードを奪う。その後も順調に飛ばす山内だが、25周を過ぎたあたりからペースが落ち始め、15秒までに開いた差が35周目でほとんど無くなり、次の周には一気に4番手にドロップしてしまう。どうしたのだろうか?
けれども、ここでピットインしては再度ピットインが必要になるので、しばらくは走行させることになる。そんなときに4クラスのトップグループで接触があり、セーフティカーが入る。我々はここぞとばかりにピットインさせ、残り周回数93周で浅見に交代してレースに復帰する。このときセーフティカーのおかげで、周回遅れになることなくレースに戻ることができた。ラッキー。降りた山内に話を聞くとペースダウンの原因はブレーキの貼りつきによるタイヤのフラットスポットが原因のバイブレーションとのことだった。
さて、レースに復帰した浅見は6番手を走行し、セーフティカーランが続く。そして46周目に再スタートが切られると浅見は快調にラップし、前車を次々にパス。全車ピットインを終えた時点では2番手のギャザスに75秒ものリードを奪っていた。その後も浅見は快調に飛ばし、98周目には2位グループを周回遅れにする力走だ。けれども我々に不安が無かった訳ではない。というのも浅見はこのまま行くと90周を走ることになり、計算上は持つ燃費がギリギリかもしれないということだ。
そこでさらに広がったマージンもあり、119周目に再度ピットインして燃料を補給し、山内がゴールを迎えることにする。そして128周でチェッカーを迎え、今季2勝目をマーク。首の皮一枚残っていたシリーズ3位の座をゲットすることに成功した。
歓喜の表情を見せるピットクルー。その後コース上で出迎えた浅見&ピットクルーと喜びを分かち合う山内。
表彰台でシャンパンを振りまく山内/浅見。その後のインタビューで突然来年の予定を聞かれてアタフタするシーンも。
一方、F SPORTSチームは玉本がスタートを務め、一時はトップを走行するも最終的に4位でフィニッシュした。
今回も4人のキャンギャルに来てもらいました。左写真の右側の女の子は前回に続き来てもらった星沙保里チャン。右の写真の左側の子はもてぎ以来の登場の水沢れいちゃんです。そして両サイドの子が今回初登場のお二人ですが、プロフィールを控えてくるのを忘れてしまいました。現在事務所の方に連絡を取っているところで、わかり次第アップします。どうもスイマセン。
<乾杯>
決勝を前に仙台の居酒屋で乾杯のカット。2チーム合計で14名ほどになるので、場所の確保にはいつも苦労します。デジカメをセルフタイマーにして撮影しましたが、シャッターを押した人の戻りが遅く、妙に目立ってしまった観があります。どこの誰なんでしょうね?
ということで今年のレース報告もここまで。来年も引き続き参戦の予定ですので、応援よろしくお願いいたします。また、オフシーズンの情報も随時アップしていこうと思っています。それでは今年の応援どうもありがとうございました。