Photo by Mr Y.Itoh & K.Hosoda
Article by K.Hosoda
今回のTI戦もハイランドと同様に1DAYレースということで、N1リーグの専有走行は土曜日であります。で、サーキットには木曜日に入り、準備をして金曜日のスポーツ走行でマシンの調子を見ました。と言うのも、前回の鈴鹿で出たトラブルが直っているか確認したかったからです。とりあえず調子はまずまずで、翌日のN1リーグ専有走行で最終的にセットアップを行ない、終始2〜4番手のポジションにつけた。
車検は土曜日の走行後に行われ、マシンのチェックとタイヤのマーキングが行われます。今回からタイヤにはADVANとYOKOHAMAのロゴがスプレーされるようになり、見た目にもカッコ良くなった。
恒例となったピットウオークですが、今回から4人のキャンギャルに来てもらうことになり、ファンサービスに努める。彼女たちはグリッド上でもその役割をこなしていく。さあ、彼女たちは幸運の女神となるのだろうか? 今回から来てもらった2人のプロフィールはトピックスでどうぞ。
そして午後1時20分過ぎにローリングによってレースはスタート。驚くことに山内は1周目で2番手の背後にピタリと付けて戻ってきた。グリッド的には2番手との間に4台、トップとは6台いたわけだからビックリだ。そして2周目には2番手に浮上してさらにトップを追いつめていく。決勝セットアップが当たった証拠だ。トップ87パルサーとの差は2秒弱から1秒に詰まり12周過ぎにはテールツーノーズ状態となった。
そして14周目、待望のトップに躍り出てその後は1分48秒台を連発して後続を引き離しにかかる。その後差はどんどん広がり、20周目に3秒、25周目に5秒、30周目には8秒と確実にリードを広げていく。好調な山内に対しピットインの予定を変更して45周まで延ばすことになる。
そして45周終了時にピットインし、給油とフロントタイヤを交換して浅見がピットアウトした。浅見もタイヤが暖まってからは48秒台で周回を重ね、全チームピットインを終えた時点で2番手に15秒もの大量リードを奪っていた。この時点で2番手を走る77シビックも同じ様なペースで周回し、ややその差を詰めてくる。
しかし、浅見も負けずに差を広げるべく激走を続け、11秒差となったマージンを再び15秒差まで広げる快走を見せる。この時点で残り20周を切り、その後は2番手とのマージンを見ながらの余裕の走りで104周を走りきり、昨年の富士以来のクラス優勝をマークした。
レース後「こんなに楽に勝っちゃっていいのかな」と浅見が言っていたように、まさに盤石の走りで今季初の表彰台を中央で飾ることができた。今回4人に増えたキャンギャルはまさに「幸運の女神」となったのであります。
なお、次戦の十勝24時間レースは都合によりお休みで、昨年同様に僚友のF SPORTSの古橋チームと組んでの参戦となります。ご了承ください。
前戦の鈴鹿から来てもらっているキャンギャルですが、今回は何と4人に増えました。今回TIに来てもらった2人のプロフィールを簡単に紹介しますと、
名前 大木満美子チャン 斉藤奈々チャン
出身地 神奈川県 大阪府
身長 160p 164p
BWH 85-58-83 85-58-88
といったところです。次戦からはコスチュームを変更の予定ですので、皆さん応援よろしくお願いします。
<ツバメ>
TIサーキット英田のピット内にはツバメの巣があります。朝シャッターが開けられると、「やったー、外に出られるぞ!」と言っているようにピーピー 鳴き出し、元気良く飛び出していくのであります。なんともほのぼのとした気分になりますが、「レース中の爆音は気にならないのか?」 と心配になってしまいました。
<移動手段>
我々のレース活動は「出来る限りの経費節約」がモットーであります。従いまして移動手段はスタッフ全員が車で移動します。マシンもご覧の通りキャリアカーで運び、
他のスタッフも備品を乗せたパネルトラックとワゴン車に分乗します。TIやMINEとなると飛行機での移動が多いものですが、我々は十勝24時間レース以外に飛行機に乗ることは考えられないのです。